研究課題/領域番号 |
15K03541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
畠田 敬 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (90319898)
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研究分担者 |
太田 亘 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (20293681)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 資金調達 / トレードオフ理論 / ピア効果 / 負債比率の長期安定性 / 資本構成 / 資本構成の動学的トレードオフ / 模倣的な資金調達 / 法人企業統計調査 / 日経Needs Financial Quest |
研究成果の概要 |
本研究では,日本企業の資金調達の在り方についての分析を行った。本研究の1つ目の貢献は,企業の負債比率,現金保有比率の決定が,企業固有の要因のみだけでなく,その企業が属する同業種のPeer企業の負債比率,現金保有比率にも依存している(Peer効果)ことを実証的に明らかにした点である。 本研究の2つの目の貢献は,日本企業の負債比率は安定しているかを分析したところ,1980年代前半から20年以上にわたり,負債比率の高い企業は継続して高く,低い企業は継続して低い傾向のあることという事実を明らかにした点である。特に,上場企業のみならず非上場企業にも同様の傾向があることが確かめられた。
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