研究課題/領域番号 |
15K03594
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 大阪経済法科大学 |
研究代表者 |
杉山 裕 大阪経済法科大学, 経済学部, 准教授 (10720948)
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研究分担者 |
大島 久幸 高千穂大学, 経営学部, 教授 (40327995)
齊藤 直 フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (90350412)
上原 克仁 静岡県立大学, 経営情報学部, 講師 (60509157)
湊 照宏 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (00582917)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 戦前日本企業 / 内部労働市場 / 人事労務管理 / 近代製糖業 / 台湾製糖株式会社 / 植民地台湾 / 戦前日本の海外進出企業 / 日本的雇用慣行の形成史 / 戦前日本の製糖業 |
研究成果の概要 |
この研究プロジェクトの目的は、戦前期の日本企業による海外市場と内部労働市場の関係を明らかにすることである。分析に際しては、台湾製糖株式会社の作成した人事台帳のデータを用い、同社従業員の昇進・昇給、異動、採用の実態を明らかにする。台湾製糖は、戦前日本において非常に著名な企業であり、製糖業に於いてリーディングカンパニーであった。分析の結果、台湾人従業員と日本人従業員の間には格差があるものの、台湾製糖ではホワイトカラー層については年功的な処遇をされていたことが明らかになった。また、こうした施策を実施した要因として、同社経営の安定性と「準国策会社」的な側面があることを明らかにした。
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