研究課題/領域番号 |
15K03609
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
北島 啓嗣 福井県立大学, 経済学部, 教授 (60398980)
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研究分担者 |
早川 貴 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (10367683)
川本 真哉 南山大学, 経済学部, 准教授 (60468874)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 両面市場性 / プラットフォーム / ケイパビリティ / 統制と協調 / 取引費用 / 所有権理論 / 両面市場 / 企業グループ / 統治 / モニタリング / 方法論 / 測定尺度 / 現場知 / 取引関係 / 定性研究 / 関連産業 / 業種業態 / 経営者の認識 |
研究成果の概要 |
統制よりも協調が優れたパフォーマンスを生む要件について、理論的な研究として両面市場性概念が適用可能であることを見いだした。そして、大型店を両面市場という概念を通じて捉え直すことにより、従来の統制メカニズムでは、取引先ブランドの新規性を矯める結果になっていたことが問題であり、それを是正することによって高いパフォーマンスをもたらしているという仮説を構築した。これはすなわち、他企業のイノベーションを促進する能力である。仮説の頑強性をはかるため、研究期間に定性的手法で事例を収集、収集した定性的事例について両面市場をキーワードに分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、複数の企業が日常的に調整しながら業務を行っている中で、その統制と協調の構造をSC(ショッピングセンター)のそれを対象に研究し、統制よりも協調が優れたパフォーマンスを生む要件を明らかにすることによって、日本の流通業のマネジメント制度向上に寄与することが社会的な意義である。地方の百貨店が苦戦しまた雇用が失われることの根本要因は何か、という問題でもある。
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