研究課題/領域番号 |
15K03634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
角埜 恭央 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (20376817)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 情報サービス / 電子商取引 / サービス科学 / 事例分析 / 統計分析 |
研究成果の概要 |
企業経営者(CEO、CIO等)の情報システムに関する重要な問いの一つは、情報技術(IT)の利活用によって企業はどのように経営上の価値を創出するかという点である。本研究課題の目的は、ITベンダー企業との価値共創によってITユーザー企業が経営の高度化を成功させる要因を解明することである。そのため、製造業、金融機関、流通業、公共サービス等の幅広い業界において30程度の企業情報システムのプロジェクトについて、サービス科学の観点から事例研究を行なった。その結果、ユーザーとベンダーの機能補完、ワールド・クラスの価値共創に関する合意、異なるステークホルダーへの適切なアプローチ等の重要な成功要因を発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では、企業情報システムのプロジェクトを30程度調査したため、多岐にわたる情報技術(AI、IoT、 ビッグデータ、クラウド・コンピューティングからレガシー・システムまで)について、その普及プロセス(イノベーターズ、アーリー・アダプターズ、アーリー・マジョリティ、レイト・マジョリティ、ラガーズ)の観点から学術的に事例研究を行った。そのため、各プロジェクトで適用された技術の普及プロセスに応じて、ベンダー企業とユーザー企業内の4つのステークホルダー(CEO、CIO、ユーザー部門、IT部門)の役割に踏み込んで価値共創の成功要因について考察することにより実践的かつ社会的意義のある貢献ができた。
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