• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

産学連携による研究開発型中小企業のイノベーション能力形成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K03648
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関独立行政法人経済産業研究所 (2016-2018)
東京工業大学 (2015)

研究代表者

秦 茂則  独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, コンサルティングフェロー (30744205)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード知識のスピルオーバー / イノベーション政策 / 中小企業 / 特許分析
研究成果の概要

本研究では、産学連携促進策として実施されているJSTの研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)のシーズ顕在化タイプの助成事業の受給企業を対象に、事業の成果である出願特許(成果特許)及び同時期に当該受給企業が出願した特許(企業単独特許)に着目してどの程度他者の出願特許に引用されているかを観察し、公的な研究開発促進策における知識のスピルオーバー効果について検証した。
A-STEP の成果特許は企業単独特許と比較して知識のスピルオーバーの確率が高いとする統計的に有意な結果は確認できなかったが、他方で、審査官によって引用された回数はスピルオーバーの確率を約 35%高めることが観察された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

イノベーションによる経済活性化はわが国の重要課題の一つであり、様々な政策が取り組まれている。こうした政策に関する先行研究では補助金等の支援が企業の研究開発費を減らすかどうか(Crowd out効果)を分析したものが多く、イノベーション政策の成果として生まれた知識がどのようにスピルオーバーしているかについて実証的に分析した研究も少ない。
本研究では公的研究開発政策の効果についてJSTの研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)を対象に事業によって生まれた特許が第三者にどのようにスピルオーバーしているかを観察し、公的イノベーション政策としての効果を検証するものである。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 公的な産学連携支援策に係るスピルオーバー効果の観察2018

    • 著者名/発表者名
      秦 茂則
    • 雑誌名

      RIETI ディスカッションペーパー(日本語)

      巻: 18-J-034 ページ: 1-24

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [備考] 公的な産学連携支援策に係るスピルオーバー効果の観察

    • URL

      https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/18120012.html

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi