研究課題/領域番号 |
15K03655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
武石 彰 京都大学, 経済学研究科, 教授 (60303054)
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研究分担者 |
菊谷 達弥 京都大学, 経済学研究科, 准教授 (80183789)
中本 龍市 椙山女学園大学, 現代マネジメント学部, 准教授 (80616136)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 企業間関係 / 系列 / 競争優位 / 自動車産業 / 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本の自動車産業における自動車メーカーと部品サプライヤーの系列取引関係が維持されるものと解消されるものに分化していく要因について実証分析と理論的考察を行った。この結果、「内向的(取引が系列関係に限定される)系列取引関係」は競争優位を維持できずに解消されていくのに対して、「外向的(系列サプライヤーが系列外自動車メーカーへ取引を拡大していく)系列取引関係」は競争優位を維持し、存続する可能性を持っていることを実証的に明らかにし、この分析の理論的基盤として浅沼(1989、1994)が提示した「関係的技能の表層と基盤層」に関する議論が援用できることを提示した。
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