研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、わが国コーポレート・ガバナンスにおける内部監査の機能を理論的および実証的に明らかにすることである。分析結果は次の通りである。(1)内部監査と外部監査コストの決定因子について、企業規模と外部取締役比率は両コストにポジティブな影響を与える一方、負債レシオと新興市場ダミーは逆の影響を与える、すなわち、外部監査コストにポジティブ、内部監査コストにネガティブな影響を与える。(2)内部監査コストと外部監査コストはお互いにポジティブな関係にある。(3)内部間の質は外部監査コストに影響を与えない、(4)内部監査と外部監査の連携は外部監査に影響を与えない。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 3件)
AUDITING: A Journal of Practice & Theory
巻: 36 号: 3 ページ: 115-135
10.2308/ajpt-51682
青山経営論集
巻: 51(3) ページ: 221-247
月刊監査研究
巻: 502 ページ: 13-29