研究課題/領域番号 |
15K03922
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 (2016-2017) 名寄市立大学 (2015) |
研究代表者 |
吉中 季子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (70434800)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 単身女性 / 貧困 / シングルマザー / 公的年金 / 高齢期 / ライフステージ / 寡婦 / 社会保障 / 国民年金 / 母子世帯 / 低年金 / 年金加入 |
研究成果の概要 |
単身女性の高齢期における貧困率が高いことは、社会保障の加入状況や働き方が影響しているが、なぜそのように至ったのかを、単身女性のライフヒストリーを中心にヒアリングした。 その結果、かつてシングルマザーであった単身女性は子育て期に、自分自身の高齢期の生活設計がなされておらず、優先して子育てをしていたこと、子どもを持たなかった女性も長期的な視点よりも短期的な生活を重視していたこと、年金制度などの情報に乏しかったということが、事例より明らかになった。さらに、高齢期の女性の中には夫や夫の家族から、年金制度への加入を抑制された例もみられた。
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