研究課題/領域番号 |
15K03933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 兵庫大学 (2017-2018) 神戸市看護大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
石井 久仁子 兵庫大学, 看護学部, 講師 (70735886)
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研究協力者 |
中野 穣
鶴本 和香
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | チームケア / 情報共有 / 多職種連携 / 在宅ケア / ケアマネジャー / 情報保護 / 個人情報の管理 / 情報管理 |
研究成果の概要 |
在宅ケアでの利用者の情報共有に影響を及ぼす要因を明らかにすることを目的に、ケアマネジャー(以下CM)を対象に情報の共有と管理に関する意識と行動について調査を実施した。 1段階は2015年度に質問紙調査を実施し、2段階は1段階の結果をもとに情報共有を行う際のCMの考えや行動についてインタビュー調査を行った。在宅ケアではフォーマル支援者だけでなく、インフォーマル支援者との連携協働が求められるため、情報の共有と保護をバランスよく行っていく必要がある。 情報共有についてのCMの意識や行動は経験の積み重ねや他のCMの援助を知ることで変容していることから、CMの質向上に向けた取り組みとして反映していく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ケアマネジャー(以下、CM)は要介護(支援)高齢者の在宅チームケアにおいてサービス調整の役割を担っている。チームケアは良質の情報共有によって利用者により適切なケアをタイムリーに提供することができる。また、利用者情報の管理を適切に行うことで、利用者は安心して個人情報を開示でき、利用者のニーズに即したケアを行うことができる。本研究により、利用者情報の共有と保護に関するCMの現状を把握し課題を整理するとともに、CMの視点や意識に何が影響しているのかを明らかとすることができた。今後、本研究結果を学会誌やCMの研修等で報告していくことで、CMのケアマネジメントの向上につながると考える。
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