研究課題/領域番号 |
15K03964
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
門 美由紀 東洋大学, 人間科学総合研究所, 客員研究員 (40732780)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 多文化コミュニティソーシャルワーク / 多文化ソーシャルワーク / 外国人住民 / 生活支援 / カルチュラル・コンピテンス / 多文化対応力 / 研修プログラム / エンパワメント / モントリオール |
研究成果の概要 |
日本で暮らす外国人住民への生活支援をめぐるソーシャルワーク/地域福祉研究として、生活支援ニーズの解消を図るための文化的多様性に配慮した社会福祉援助実践を多文化ソーシャルワークと位置づけ、国内・海外調査研究、講座プログラム検討等を進めた。その結果、地域を基盤とした多文化ソーシャルワーク実践のためのプログラム及び生活支援体制を踏まえ、「多文化コミュニティソーシャルワーク」として概念化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の「多文化ソーシャルワーク」概念をさらに深めるため、各領域で「多文化ソーシャルワーク」的な実践を行う者へのインタビューを行い整理した。「多文化」に重点を置いてきた外国人支援NPO などによる支援の価値・知識・実践と、「ソーシャルワーク」に重点を置いてきた社会福祉領域での外国人支援の価値・知識・実践を統合し、地域や当事者グループといったコミュニティに焦点をあて、より包括的な「多文化コミュニティソーシャルワーク」概念として発展させた。民間団体による生活支援実践及び政策的対応検討にも参考となるものであり、文化的多様性に配慮した専門的支援のための研修プログラム等にも反映させることが可能である。
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