研究課題/領域番号 |
15K04030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
志堂寺 和則 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50243853)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 交通事故防止 / 高齢ドライバー / 運転挙動計測 / 運転シミュレータ / 運転者教育 / 運転シミュレータ開発 |
研究成果の概要 |
高齢ドライバーの運転能力を計測するために、ドライビングシミュレータ型の計測システムと実車走行時の計測システムの2タイプのシステムを開発し、高齢者と非高齢者のデータを収集した。前者のシステムを用いた実験の結果は、高齢者には外れ値を多く有するような者が存在すること、後者のシステムを用いた実験の結果は、高齢者は見通しの悪い交差点通過時に上体を前傾させずにかつしっかりと頭を左右に振らずに通過する者が多いことなどを示唆する結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢ドライバーが起こす交通事故は大きな社会問題となってきている。高齢ドライバーは加齢の影響で運転能力が低下していると一般的にみなされるが、実際には個人差が大きく、加齢の影響がどの程度出ているのかは個別に計測して判断をすることが必要である。本研究で開発したシステムはこの個別計測を実施するためのものであり、今後のさらなる高齢ドライバー増加による交通事故の増加を抑止する方策の基礎を与えるものである。
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