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疑似体験の場としてのふり遊びの有効性:直接体験や間接体験との比較から

研究課題

研究課題/領域番号 15K04087
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育心理学
研究機関日本女子体育大学

研究代表者

中道 直子  日本女子体育大学, 体育学部, 准教授 (10389926)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード幼児 / ふり遊び / 学び / 疑似体験 / 直接体験 / 間接体験
研究成果の概要

従来,幼児がふり遊びの中で一般的な知識を得ることはないと考えられてきた.なぜなら,ふり遊びの中で示された新しい情報を現実世界でも使えるものとみなせば,幼児が概念的に混乱すると考えられてきたからだ.しかし最近の研究(Sutherland & Freidman , 2012, 2013; Hopkins et al., 2015)は,時には,幼児が大人とのふり遊びの中で一般的知識を獲得しうることを示している.本研究の結果は,幼児が大人とのふり遊びの中で新奇な事物を弁別するための重要な知覚的な特徴を効率的に学習できることを示した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来,ふり遊びは,幼児が既に知っていることや体験したことを再現する場であり,幼児がふり遊びの中で新しい知識を獲得することはない,と考えられてきた.本研究では,大人とのふり遊びを通して,幼児が未知の事物の色や形などの知覚的特徴を学習できることを明らかにした.このように本研究は,幼児期のふり遊びは知識を再現する場であるだけでなく,新しい知識を獲得する場であることを実証した点で意義がある.

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 幼児のふり遊びにおける食物・道具に関する一般的知識の獲得2018

    • 著者名/発表者名
      中道直子
    • 学会等名
      日本発達心理学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 幼児のふり遊びにおける食物・道具に関する一般的知識の獲得2018

    • 著者名/発表者名
      中道直子
    • 学会等名
      発達心理学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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