研究課題/領域番号 |
15K04107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
織田 信男 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (80250645)
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研究分担者 |
山口 浩 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (20174625)
伊藤 拓 明治学院大学, 心理学部, 教授 (20412306)
山本 眞利子 久留米大学, 文学部, 准教授 (70289205)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スーパーヴィジョン / スーパーヴァイジー / スーパーヴァイザー / コミュニケーション・モード / スーパーヴィジョン(SV) / スーパーヴァイザー(Svor) / スーパーヴァイジー(Svee) / クライエント(CL) / コミュニケーション・メディア(CM) |
研究成果の概要 |
本研究は3つの目的から成る。まず、3つのコミュニケーションメディア(対面、電子メール、スカイプ)別スーパーヴィジョン(48回)に及ぼす2人のスーパーヴァイジーの心理的評価の比較を行った。つぎに、異なる理論のオリエンテーション(認知行動療法・ロゴセラピー・短期療法)を持つ3人のスーパーヴァイザーは3つのコミュニケーションメディアの長所、短所、改善点を指摘した。最後に、我々は、異なる理論のオリエンテーションを持つ3人のスーパーヴァイザーによるスーパーヴィジョン内容の質的分析を報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、若手の心理臨床家がスーパーヴィジョンを受ける際の地理的・経済的課題への対策として、対面でけなく電子メールとスカイプを使用して、それらの媒体の長所と短所を異なる理論のオリエンテーションを持つ3人のスーパーヴァイザーで検討した我が国初の研究である。特に、電子媒体を用いたスーパーヴィジョンの有効性を示した研究知見は、新型コロナの影響による新しい生活様式を実践するうえで有益なものとなるであろう。
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