研究課題/領域番号 |
15K04448
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
草場 実 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (00737851)
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研究協力者 |
原田 勇希
鈴木 達也
池 恩燮
西川 拓磨
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メタ認知 / 動機づけ / 学習方略 / 科学的思考力 / 理科学習 / 観察・実験 / 科学的探究活動 / ワーキングメモリ / 理科 / 課題解決方略 / アクティブラーニング型理科授業 / 方略 / 動機づけモデル / 実験動機づけ / 実験方略 |
研究成果の概要 |
本課題研究では、子どもたちの科学的思考力を育成するための学習指導法を開発することを目的としており、(1)理科学習におけるメタ認知の調整効果(2)メタ認知能力を育成する理科授業の教育的効果(3)メタ認知の調整能力の新たな可能性、について検討した。その結果、(1)メタ認知は動機づけと学習方略の関係を調整する能力があること、(2)メタ認知活動を促進する理科授業は科学的思考力を育成すること、(3)メタ認知は情報の保持と処理を同時に行うワーキングメモリに対しても調整する可能性があること、などが見いだされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新学習指導要領では,教育課程を通して子どもたちに育成を目指す資質・能力としてメタ認知が明示的に位置づけられており、理科教育においてもその能力を育成することが求められている。本研究成果では、理科学習におけるメタ認知の働き、その能力を育成するための具体的な理科授業について示すことができた。したがって、理科学習におけるメタ認知の機能の解明や科学的思考力を育成するための理科授業の構築に寄与するものと考えられる。
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