研究課題/領域番号 |
15K04593
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造化学
|
研究機関 | 三重大学 (2017) 兵庫県立大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
八尾 浩史 三重大学, 工学研究科, 教授 (20261282)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 磁気円二色性 / マグネトプラズモン / 配位子保護金属ナノ粒子 / 局在表面プラズモン / ファラデー効果 / 魔法数 / 魔法数クラスター / 磁気光学応答 / 金属ナノ構造体 / 電子状態 / チオレート保護 / 金属ナノ粒子 / 表面プラズモン共鳴 / 円二色性 / 金属ナノクラスター / 非磁性金属 |
研究成果の概要 |
化学合成された様々なナノ物質系の磁気円二色性(MCD)を評価した。その結果、(1)アルカンチオール保護のAgナノ粒子のMCDスペクトルは表面プラズモン(LSPR)領域で1次微分型の大きな信号を示したが、そのローブは左右非対称である事を見出した。(2)バンド間遷移とLSPRが重なるAuについて、LSPRが消失するサイズの粒子の信号を利用する事でAuナノ粒子のマグネトプラズモンの分離に成功した。(3) 様々なAgナノプリズムのMCD応答を評価し、双極子型と四重極子型で著しい違いを観測した。四重極型LSPRでは単一ピークの信号を示し、LSPRのモードを容易に識別する手法と成り得る可能性を提案した。
|