研究課題
基盤研究(C)
ポリエチレングリコールには透明な液体状態と白濁した固体状態の2つの相があり、常温付近で温度を上げるか下げるかで状態を制御できる(双安定性)。固体中では強い散乱が生じるので、蛍光色素を分散させると光が固体中に閉じ込められてレーザ発光が起こる(ランダムレーザ)。また、色素に発光エネルギーを与えるための励起光も散乱で閉じ込められ微小な体積で吸収されるので、発光強度の増強が起こる。これらの現象を利用して、高効率の発光材料を作製した。
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