研究課題
基盤研究(C)
走査型非線形誘電率ポテンショメトリ(SNDP)と呼ばれる新規なプローブ顕微鏡技術を開発した.SNDPは走査型非線形誘電率顕微鏡(SNDM)をベースとする顕微鏡技術であり,ナノスケールから原子スケールの高い空間分解能で,材料やデバイスの表面や界面に生じる自発分極に関わる定量的測定を可能とする.本研究課題では,SNDPの装置開発,測定に関わる理論の実験的検証などSNDPの基礎付けを行うとともに,発展的手法の開発を進めた.また,SNDPの応用領域を探索し,SNDPがグラフェンなどの原子層材料やそれらを用いたデバイスのナノスケール物性評価に応用可能であることを明らかにした.
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (17件) (うち国際学会 11件)
電気学会誌
巻: 137 号: 10 ページ: 697-700
10.1541/ieejjournal.137.697
130006109857
Jpn. J. Appl. Phys.
巻: 55 号: 8S1 ページ: 08NB02-08NB02
10.7567/jjap.55.08nb02
210000146969
Physical Review Letters
巻: 114 号: 22 ページ: 226103-226103
10.1103/physrevlett.114.226103
Review of Scientific Instruments
巻: 86 号: 9 ページ: 093704-093704
10.1063/1.4930181