研究課題/領域番号 |
15K04767
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 阿南工業高等専門学校 |
研究代表者 |
松保 重之 阿南工業高等専門学校, 創造技術工学科, 教授 (90157347)
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研究分担者 |
西村 伸一 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (30198501)
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研究協力者 |
平山 基
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | モンテカルロ法 / シミュレーション / 擬似乱数 / 効率化計算 / 乱数シード |
研究成果の概要 |
効率的なモンテカルロ(MC)法の実現によって、今まで解けなかった問題が解けたり、誤差の大きい計算によって誤った判断を下すことを防ぐことを最終目的としている。MC法とは、乱数を用いる技法の総称なので、計算に用いる擬似乱数を高精度化することで、効率化計算を目指した。具体的には、一様乱数を用いたMC計算を行う場合、MC計算を実施する前に、精確に一様分布に従う擬似乱数列を調べ、その乱数シードを対象問題ごとにデータベース化しておく。実際のMC計算時に、最適乱数シードを用いることで、高精度計算を実現し、ひいては高精度に裏付けされた効率化計算を実現した。開発手法の有効性は、種々の例題を通じて、例証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
モンテカルロ・シミュレーションは人命に関わる問題・膨大な予算や財産に関わる問題・問題解決に長期間を必要とする問題などの難解問題を扱う手法として極めて有力な最終手段である。本研究は、高精度計算の実現を可能とすることによって、実用的時間内に実用的な精度で解決策を得ることができるモンテカルロ・シミュレーションの開発に関する研究である。
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