研究課題/領域番号 |
15K04953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学解析
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
宮崎 倫子 静岡大学, 工学部, 教授 (40244660)
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研究分担者 |
泰中 啓一 静岡大学, 創造科学技術大学院, 客員教授 (30142227)
内藤 敏機 電気通信大学, その他部局等, 名誉教授 (60004446)
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研究協力者 |
申 正善 法政大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 遅延型微分方程式 / 関数方程式 / 周期系 / 安定性 / 制御 / 遅延微分方程式 / スペクトル解析 |
研究成果の概要 |
遅延フィードバック制御(DF制御)法の理論的枠組みの構築を目的として,2011年の我々の成果における制約を緩和することと遅延誤差を含む場合の解析に取り組んだ.完全なる解決には至らなかったが,新たなる3つの成果を得た.(1)離散時間システムに対する遅延フィードバック制御において,1ステップ時間進めた遅延フィードバック制御(EchoタイプDF制御)が有効であることを示した.(2)ゲインが単位行列の実数倍に限るが,DF制御によって安定化可能な周期解のFloquet乗数の必要十分条件の証明.(3)Banach空間上の周期発展作用素から生成される周期的非同次項をもつ線形方程式の周期解の存在条件の証明.
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