研究課題/領域番号 |
15K05004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学基礎・応用数学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
藤田 敏治 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (60295003)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 動的計画 / ノンシリアル推移 / 多段決定過程 / 最適方程式 / 決定過程 / Converging Branch System / Feedforward Loop System |
研究成果の概要 |
多段決定過程問題としてノンシリアル動的計画の基本モデルを新たに構築した。そこでは、システムにおける状態の遷移がノンシリアル(非直線的)であるところの分岐型推移システム、合流型推移システム、そして分岐・再合流型推移システムが扱われており、様々な状態遷移を持つ問題への多段決定過程構造適用を容易にしている。また、動的計画法と呼ばれる数理計画の手法を用いることにより解法としての最適方程式(再帰式)を導き出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、分岐や合流あるいはその組み合わせ等で表現される複雑な流れを持つ問題を数理的にとらえ、数理モデルとして正確に解決するための新たな枠組みを構築しており、再帰的な‐すなわち計算機での求解に適した‐解法を与えている。また、本研究の位置づけは、これまでにない新しい概念の提起とその基礎理論の構築であり、今後の展開として、幅広い発展的研究や実問題への応用なども大いに期待される。
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