研究課題/領域番号 |
15K05168
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
佐野 和博 三重大学, 工学研究科, 教授 (40201537)
|
研究分担者 |
中村 浩次 三重大学, 工学研究科, 教授 (70281847)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 第一原理計算 / 超伝導 / 表面系 / 表面・界面系 / 電場誘起超伝導 / ダイヤモンド表面 |
研究成果の概要 |
表面・界面系は外部から電場を掛けて電荷を運ぶキャリヤを導入したり、異種の結晶が会合することによりキャリヤが自発的に誘導されたりしてバルク系では見られない電子状態や超伝導状態が期待される。 本研究では第一原理計算手法を用いてダイヤモンド表面を例にとり超伝導がどのような条件の場合に発現しうるのかを解明することを目的として研究を進めた。また特に電場を掛けない場合であっても表面や界面を作ることによる効果が電子状態に与える影響の検討も行った。得られた結果は学会発表や論文等で発表を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
表面・界面系の超伝導は従来からよく研究されていたバルク系の超伝導とは異なった要素があり、超伝導を引き起こす新たな仕組みや、次元性の効果が効いた特有の興味深い現象が期待できる。本研究では特にダイヤモンド表面を例にとり超伝導がどのような条件の場合に発現しうるのかを現実的なモデルを扱うことができる第一原理計算を用いて解明したが、この研究は今後の表面・界面系の超伝導現象解明にも役立つものと思われる。
|