研究課題
基盤研究(C)
ウラン化合物で見られる5f電子が生み出すエキゾチックな物性を、ウラン価数の観点から理解するために、低温・強磁場・高圧下での高エネルギー分解能X線吸収分光を実施した。測定されたウラン化合物のウラン価数はほとんど変化しなかったものの、ウラン価数が温度・圧力変化する物質をはじめて見出した。この価数変化の要因を明らかにするために、今後、物性との相関を調べる必要があるが、5f電子系物質の価数を精密に調べる手法の確立は、興味深いf電子系の物理に対する理解を進めるものと期待される。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)
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