研究課題/領域番号 |
15K05328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
松川 正樹 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (30127914)
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研究協力者 |
小畠 郁生
HAGGART James W.
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アンモナイト / 前期白亜紀 / 系統分類 / 体系的記載 / 古生物地理 / 北方系・南方系・環北太平洋系 / 古水塊 / 古海流 / 北方系・南方系・環太平洋系 / 海進・海退 / 海流 |
研究成果の概要 |
宮古層群,戸台層,有田層,高知盆地の下部白亜系産アンモナイトを体系的に記載し,米国加州のアンモナイトは,加州自然史博物館の約2,000標本を分類,命名した.Barremian期の動物群は,テチス,ボレアルと環北太平洋地理区からなり,後期の寒冷化,最後期の温暖化が示された.AptianとAlbian期の動物群は環北太平洋地理区の構成種が卓越する.特に,宮古層群には西欧のAptianとAlbian境界の1つの化石帯が欠如し,この時期に西欧と環北太平洋地域が古生物地理的に遮断したことを示す.また,Marshallites属は,低緯度地域から高緯度地域に移動したので,温暖化と解釈できる.
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