研究課題/領域番号 |
15K06061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
平山 裕 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70372539)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 無線電力伝送 / 結合共振 / アンテナ / マイクロ波 / パワーエレクトロニクス / 電界結合・磁界結合 |
研究成果の概要 |
無線電力伝送技術のための新しい理論体系が求められている。パワーエレクトロニクスの理論体系では、分布定数としての取り扱いが必要な周波数での取り扱いに限界がある。マイクロ波技術やアンテナ技術の理論体系では、負荷のインピーダンスが負荷の都合で変わることや、負荷は定電圧を要求しているというWPTの特徴に対応することが困難である。本研究は高周波で大電力を伝送することに特化した、パワエレ技術によるWPTとマイクロ波技術によるWPTを統一的に説明する理論の構築を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無線電力伝送の実用化が期待されているが、さらなる伝送効率・伝送距離の向上が必要である。現在、無線電力伝送技術は、パワーエレクトロニクス技術に基づくものと、マイクロ波技術に基づく物に大別される。それぞれの技術に基づいたWPTシステムが提案されているが、実用化のためには両者を融合することにより、より高効率で長距離を伝送可能なWPTシステムの開発が必要である。本研究は、従来は全く独立した体系を持つパワーエレクトロニクス理論によるWPTとマイクロ波技術によるWPTを統一的に説明できる理論を構築することにより、より一層の両者の融合の促進が期待される。
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