研究課題/領域番号 |
15K06078
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
宮田 高道 千葉工業大学, 先進工学部, 教授 (90431999)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 画像処理 / 凸最適化 / 確率的最適化 / 信号処理 / 画像復元 / 確率的凸最適化 |
研究成果の概要 |
本研究では,凸最適化および非凸最適化による画像復元手法と,それらにおける確率的最適化アルゴリズムの適用について検討した.主な研究テーマは,確率的凸最適化アルゴリズムによる画像のぼけ除去,および圧縮サンプリングからの画像復元,重み付きテンソル核ノルム,および重み付きテンソルシャッテン-pノルム最小化によるカラー画像復元と,当該手法への確率的最適化の適用法の検討,画像ノイズ除去によって失われたテクスチャの統計量推定に基づく推定であり,それらの成果は国際会議にて発表した.以上より,当初の研究目的を充分に満足したものと言える.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
画像からのノイズ除去やぼけの復元などを含む画像復元技術は,デジタルカメラやテレビなど社会のあらゆる場面で利用されている.近年,数理最適化を用いた画像復元手法が高い性能を持つことが明らかとなっているが,計算量が大きいことがそれらの手法を実際に利用する際の課題となっていた.本研究は,計算量の削減を目指して提案された確率的最適化手法を,数理最適化を用いた画像復元技術に応用することを検討し,当該課題の解決を試みるものである.
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