研究課題
基盤研究(C)
線形時変システムに対して微分可制御部分空間の概念を導入した。ある初期状態が無限小時間区間上で原点に遷移可能であるときに微分可制御な状態であると定義する。微分可制御な状態の集合を微分可制御部分空間と呼ぶ。区分解析的なシステムに対して微分可制御部分空間の計算方法を提案した。さらに、微分可制御部分空間が座標変換に依存しないことや、微分可制御部分空間が状態遷移行列の時間発展に関して係数行列が解析的な時間区間上で不変であることを示した。
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