研究課題/領域番号 |
15K06207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
荻野 俊寛 秋田大学, 理工学研究科, 准教授 (80312693)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 泥炭 / 剛性 / 非排水強度 / 真空圧密 / せん断弾性係数 / 変形特性 / 高有機質土 / 変形係数 |
研究成果の概要 |
盛土併用真空圧密下にある泥炭の応力状態を三軸試験装置内で模擬し,盛土併用真空圧密中の泥炭の非排水強度および剛性の発現過程について検討した。 盛土併用真空圧密によって非排水強度は著しく増加したが,盛土載荷速度が大きい場合,発生する過剰間隙水圧によって一時的に非排水強度が減少する可能性が示唆された。このような非排水強度の発現は実務で用いられる強度推定式から求められる強度増加とは異なるものであった。 剛性の発現にも同様の挙動が確認された。載荷後の剛性はおおむね圧密応力増分に対応して増加するが,急速な盛土載荷を行うと,過剰間隙水圧によって応力比が減少し,地盤の剛性が一時的に減少する可能性が示唆された。
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