研究課題/領域番号 |
15K06223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 (2016-2017) 国立研究開発法人港湾空港技術研究所 (2015) |
研究代表者 |
山崎 浩之 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 特別研究主幹 (10371759)
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研究分担者 |
金田 一広 株式会社竹中工務店 技術研究所, その他部局等, 研究員(移行) (30314040)
大塚 悟 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (40194203)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 粘り強さ / 護岸 / 防波堤 / 安定解析 / 有限要素法 / 安全率 / 模型試験 / 剛塑性有限要素法 / 地盤 / 残留強度 |
研究成果の概要 |
東日本大震災の経験から、設計外力以上の荷重に対して構造物の「粘り強さ」が求められている。そこで、粘り強さの定量化を目的として、ケーソン式護岸の模型振動台試験結果を動的有限要素解析による数値計算で解析し、地震荷重増大にともなう護岸変位の発達特性と各構造形式の関係を考察した。さらに、防波堤構造物の遠心載荷模型試験結果を対象に剛塑性有限要素法を用いた数値解析を実施し、慣用解析手法でも合理的な評価が可能であることを明らかにした。これらの検討をふまえ、地震荷重に対するケーソン式護岸の構造形式による粘り強さの違いを、基準変位量、基準安全率を定義し、これを用いて定量的に表すことが可能であることを示した。
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