研究課題/領域番号 |
15K06239
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 八戸工業大学 |
研究代表者 |
竹内 貴弘 八戸工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (40305983)
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研究分担者 |
木岡 信治 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(寒地土木研究所), 主任研究員 (20414154)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 腐食摩耗 / 劣化予測 / 結氷海域 / 海岸・海洋構造物 / 摩耗現象 / 氷海域 / 劣化 |
研究成果の概要 |
氷海域の海岸・海洋構造物の劣化予測は国内のアセットマネージメントにおいては未解明な部分である。本研究では、初めに、海氷移動に伴う鋼材の摩耗機構(凝着、アブレッシブ、腐食摩耗)を把握した。次に、この摩耗機構現象に基づき鋼製の海岸・海洋構造物に腐食代として付加すべき鋼材厚の計算法を示した.この“犠牲鋼板”による方法は、合理的で安価な対策技術を新たに示すことになり、LCCに配慮した設計にも寄与する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当該研究は、地球温暖化の影響で海氷の移動が活発化する氷海域の海岸・海洋構造物の材料損耗・劣化に関して精度の高い評価を行い、対策に繋げることに学術的な意義がある。これらの成果は、資源の豊富な北極海域などの極地、亜極地の構造物の設計にも十分に適用可能であり、氷工学の分野では先端的な北米、北欧さらにロシアといった国外の研究の現状からみても、国際的に先んじた成果の情報発信になる点でも重要な意義があると考えている。
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