研究課題/領域番号 |
15K06277
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
天野 耕二 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (80167957)
|
研究分担者 |
吉川 直樹 立命館大学, 理工学部, 講師 (10583271)
島田 幸司 立命館大学, 経済学部, 教授 (70367986)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 再生可能エネルギー / 電力取引市場 / マイクログリッド / 経済実験 / 地理情報システム |
研究成果の概要 |
本研究では、家庭等の再生可能エネルギーによる小口発電主体を想定し、他の小口事業者や系統電力事業者との電力取引を行う市場が形成された際の社会への影響や小口発電事業者の行動について、経済実験手法を中心とした検討を行った。数名程度の取引参加の場合、形成される価格は実験施行によって一定のばらつきがみられたが、市場はある程度の気象条件や需要変動に対応し需給バランスを調整できることがわかった。また、排出権取引と再生可能エネルギー取引の組み合わせは需要者の市場参加の促進に有効であることを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電力の小規模なプロシューマー(生産消費者)を中心とする電力市場を想定した市場の成立性の実験的な検討は既存の研究例が少ない。本研究では小規模な再生可能エネルギー市場の挙動について基礎的な検討を行っており、その成果はマイクログリッド等の小規模な電力系統に対して市場取引等の制度設計を行う際に有用な知見となる。
|