研究課題/領域番号 |
15K06420
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性・材料
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井上 和俊 東北大学, 材料科学高等研究所, 助教 (60743036)
|
研究分担者 |
斎藤 光浩 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 客員共同研究員 (00510546)
王 中長 東北大学, 材料科学高等研究所, 准教授 (20510548)
|
連携研究者 |
幾原 雄一 東京大学, 工学系研究科総合研究機構, 教授 (70192474)
小谷 元子 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (50230024)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 傾角粒界 / バイクリスタル / 構造ユニット / 転位 |
研究成果の概要 |
対称傾角粒界の構造と有理数の一対一対応を用いて粒界最安定構造を系統的に解析した. また, 傾角粒界に存在する階層構造をファレイ数列によって記述した. これにより, 指数の大きな傾角粒界であってもファレイ数列を用いることで構造ユニットの配列を精度よく推定することが出来る. このとき, 転位間隔は原子の離散性を反映して準周期の一部を実現する. 参照構造は粒界エネルギーだけでは決定することができず, 現状としては実験および理論計算により適切に特定しなければならない. 今後, 参照構造の決定条件および粒界最安定原子構造を決定する根源的な理論の構築が望まれる.
|