研究課題/領域番号 |
15K06593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 (2017-2019) 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 (2015-2016) |
研究代表者 |
桐生 高明 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 森之宮センター, 主任研究員 (20416308)
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研究分担者 |
村上 洋 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 森之宮センター, 研究主幹 (10416307)
木曽 太郎 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 森之宮センター, 主任研究員 (90416313)
大橋 博之 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 森之宮センター, 研究員 (10826184)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | セルロース / バイオマス / グルカル酸 / 酸化酵素 / β-グルコシダーゼ / デヒドロゲナーゼ / セロビオース / セロビオン酸 / baiomass / βーグルコシダーゼ / 糖酸化酵素 / 糖酸化反応 |
研究成果の概要 |
バイオマスであるセルロースからポリマー原料として期待されるグルカル酸の生産法を開発を目的としている。本課題ではセルロースの分解物であるセロビオースを酵素(カーボハイドレートアクセプターオキシドレダクターゼ)や微生物菌体で酸化しセロビオン酸を生産する手法を開発した。また、セロビオン酸を分解しグルカル酸の前駆体であるグルコン酸を生産する酵素(β-グルコシダーゼ)の性質を明らかにするとともに、酸を使用したセロビオン酸の効率的な加水分解法も開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グルカル酸はバイオポリマー原料として実用化が大いに期待される化合物である。本研究によりバイオマスであるセルロースの分解物であるセロビオースから、セロビオン酸という既報の経路とは全く異なる化合物を経由してグルカル酸の前駆体、グルコン酸を調製できることが明らかになった。今後は、本課題のデータをもとに、バイオマスからのグルカル酸生産の実用化研究の進展が期待される。
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