研究課題/領域番号 |
15K06897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
板東 哲哉 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 講師 (60423422)
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連携研究者 |
三戸 太郎 徳島大学, 生物資源産業学部, 准教授 (80322254)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 器官再生 / 再生芽 / 脱分化 / ヒストンH3K27 / ヒストンH3K9 / 自然免疫 / エピジェネティクス / ヒストン / マクロファージ / ヒストンH3K27me3 / CRISPR/Cas / 炎症 |
研究成果の概要 |
フタホシコオロギの脚を切断すると再生芽が形成され、失われた組織は再生芽細胞から再構築される。再生芽細胞は、エピジェネティックな遺伝子発現の変化により分化細胞が脱分化したものと考えられており、増殖能と多分化能を有する。ヒストンH3K27メチル化を制御するE(z)とUtxは再生芽形成に関与しなかった。一方、ヒストンH3K9アセチル化は傷口周辺に遊走してきたマクロファージによって促進され、器官再生と関連することが示唆された。マクロファージによる器官再生の促進には自然免疫経路やROSの活性化が必要であった。
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