研究課題
基盤研究(C)
NTCPは細胞膜の内外でのナトリウムイオン濃度勾配を利用して胆汁酸の腸肝循環を駆動する膜タンパク質であり、高脂血症治療薬の標的として重要である。本研究ではNTCPの結晶構造を解明し、構造に基づく医薬品の分子設計に欠かせない立体構造情報を得ることをめざした。熱安定性と分子サイズの単分散性が良好なNTCP変異体、ならびにNTCPに対する立体構造認識抗体を作製し、結晶化に適したNTCP精製標品の調製条件を確立することに成功した。現在、このNTCP変異体と立体構造認識抗体の複合体の結晶化条件を探索中である。
すべて 2018 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 図書 (2件) 備考 (2件)
Protein Science
巻: 印刷中 号: 6 ページ: 1038-1046
10.1002/pro.3407
120006471155
Acta Crystallographica Section F Structural Biology Communications
巻: 73 号: 7 ページ: 423-430
10.1107/s2053230x17008500
120006318883
Sci Rep.
巻: 6 号: 1 ページ: 35297-35297
10.1038/srep35297
120005850219
Protein Sci.
巻: 25 号: 12 ページ: 2268-2276
10.1002/pro.3035
日本結晶学会誌
巻: 58 号: 3 ページ: 133-138
10.5940/jcrsj.58.133
130005159764
Nature
巻: 526 号: 7573 ページ: 397-401
10.1038/nature14909
120005657713
http://cell.mfour.med.kyoto-u.ac.jp/
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/151001_1.html