研究課題/領域番号 |
15K07074
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
黒川 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (40342779)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 一年魚 / 発生休止 / 休眠 / 細胞 / 発生 / 発生進化 |
研究成果の概要 |
東アフリカに生息する一年魚(Nothobranchius korthausae)を用いて、脊椎動物の発生休止メカニスムの分子実態と、それらが進化的にいかに獲得さ れたのかを推定することを目的に研究を行った。 発生休止前後で発現が変動する遺伝子の発生休止に関わる機能を調べるためにCRISPR/Cas9により突然変異体を作成し、表現系を観察した。 また発生休止に伴う細胞分裂周期を可視化するために、Fucciトランスジェニック系統を樹立し、発生休止に伴う細胞周期の変動を観察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで研究に用いられてこなかったアフリカ産の小型魚類Nothobranchius korthausaeを用いて、ほとんど解析が進んでいない脊椎動物の発生休止現象の解明に先鞭をつけた。また、本研究を通じて、これまで研究に用いられてこなかったN. korthausaeを、メダカやゼブラフィッシュのように簡単に実験室で飼育維持する方法や、蛍光タンパク質遺伝子を導入するトランスジェニック技術や、CRISPR/Cas9等のゲノム編集技術も確立し、新しい実験モデル生物を提案できた。
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