研究課題/領域番号 |
15K07188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
篠原 渉 香川大学, 教育学部, 准教授 (30467443)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ボディサイズ / 細胞サイズ / 細胞数 / ヒメコナスビ / 屋久島 / 適応進化 / 高密度連鎖解析 / 高山性ミニチュア植物 / QTLマッピング / コナスビ / 種分化 / 連鎖解析 |
研究成果の概要 |
ヒメコナスビは細胞サイズと細胞数が共に減少するという、世界的にも例をみない葉の小型化メカニズムを有する。そこで本研究ではコナスビ類の遺伝学の解析に優れた生活史特性(世代時間が短い・自殖と他殖が可能・多数の花・多数の種子・不定根からクローンの作製が可能)を生かし、大量シーケンス技術の活用により、屋久島の高山性ミニチュア植物であるヒメコナスビの葉の小型化に関与する遺伝子群を高密度連鎖地図上で特定することを目的とした。そしてコナスビとヒメコナスビの交配からF2を作成し共通圃場実験から小型化形質の測定を行い、さらにそれぞれの個体からDNAを抽出してRADシーケンスを行い、連鎖解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒメコナスビの特殊な葉の小型化の分子基盤解析から、植物ボディサイズを決定する分子メカニズム解明の糸口を得られる可能性があると考えている。また本研究課題の遂行は植物の体サイズを小型化する技術開発につながる。
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