研究課題/領域番号 |
15K07210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
八尾 泉 北海道大学, 農学研究院, 農学研究院研究員 (70374204)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 微生物 / アリ / アブラムシ / カシワ / 遺伝子 / アミノ酸代謝 / 自然選択 / 共生関係 / ブフネラ / ボルバキア / アリ-アブラムシ共生関係 / 共生微生物 / アミノ酸代謝遺伝子 / 選択強度 / 進化速度 / 系統関係 / コナラ属 / アリ共生 / 系統樹 |
研究成果の概要 |
アブラムシの体内にはブフネラという微生物が共生しており,必須アミノ酸を宿主アブラムシに供給している。また,ボルバキアという微生物の役割は多岐にわたっている。数種のアブラムシからもボルバキアが検出されているが,その役割は不明である。本研究で扱ったカシワホシブチアブラムシからはブフネラとボルバキアの両方が検出された。そこで,それらの役割を推定するための参考として,両微生物の季節による密度(個体数)変化を調べた。ブフネラには季節的な増減が見られたが,ボルバキアは季節を通して変化はなかった。ブフネラは植物の季節的変化から影響を受けているが,ボルバキアはアブラムシの栄養状態とは独立していると考えられた。
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