研究課題
基盤研究(C)
半身萎凋病菌はトマト等に病害を引き起こすが、その機構は未解明である。本研究では、本菌の病原性を決定する遺伝子を明らかにする目的で、病原性の異なる菌株の交雑を行い、トマトに病原性を示す組換え株に共通する染色体を探索した。その結果、DNAマーカーT12が座乗する染色体の長腕側に存在する約113kbpのゲノム領域がトマトに対する病原性の有無によく一致し、ここに何らかの病原性遺伝子が存在すると考えられた。
すべて 2018 2017 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)
Plant Pathology
巻: 66 号: 2 ページ: 230-238
10.1111/ppa.12576