研究課題/領域番号 |
15K07437
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
山下 広美 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (70254563)
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連携研究者 |
木本 眞順美 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (40108866)
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研究協力者 |
阿部 伶奈
岩田 三有紀
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 酢酸 / 骨格筋 / L-6筋管細胞 / 脂肪代謝 / 高齢動物 / 筋管細胞 / 遅筋線維 / ミトコンドリア |
研究成果の概要 |
本研究は、酢酸が骨格筋に及ぼす生理機能について明らかし、加齢による骨格筋機能低下予防における酢酸の作用を明らかにすることを目的とした。筋管細胞を用いて解析したところ、酢酸は細胞に速やかに取り込まれた後、糖・脂質代謝などの調節に関与するAMPKの活性化をもたらした。さらに、ミオグロビンの転写制御を担う転写因子MEF2Aの発現を増加させ、その核内局在を促進させると共に、ミオグロビンおよびGLUT4の発現を増加させて脂質代謝やグルコースの取り込みを増加させることを明らかにした。加えてPGC1aの発現についても増加させたことから、酢酸はミトコンドリア増幅にも関与すると示唆された。
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