研究課題/領域番号 |
15K07478
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山本 一清 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (40262430)
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研究分担者 |
井上 昭夫 熊本県立大学, 環境共生学部, 教授 (80304202)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 画像解析 / ステレオ画像 / 森林 / 立木位置 / テンプレートマッチング / Structure from Motion / UAV / 間伐 / 単木抽出 / ステレオペア画像 / Semi-GlobalMatching / 視差画像 / 3次元点群 / 3Dカメラ / 3次元計測 / 立木個体抽出 / 胸高直径 / 自動回転雲台 / 樹幹表面積 |
研究成果の概要 |
本研究では、ステレオ撮影した超高解像度(ギガピクセル)パノラマ画像(複数の望遠画像を合成したパノラマ画像)を利用した簡易森林計測システムの開発を目的として、その基盤となる望遠ステレオ画像によるプロットスケールの3次元計測技術について研究を行った。手法としては、 民生用ステレオカメラを使った簡易的な樹木の三次元計測システムのプロトタイプ及び森林内のUAV撮影により得られた画像群から、Semi-Global Matching手法及びSfM(Structure from Motion)手法を用いた手法を提案し、これらの手法により立木位置及び胸高直径の簡易推定が可能であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、回転雲台を利用したステレオカメラ及びUAVによる撮影画像群から簡易的に森林内の3次元解析を行い、立木位置及び胸高直径を推定するシステムについて研究を行った。近年、地上レーザーを利用した森林計測に関する研究が行われているが、現状では高価な機器であり、普及については多くの課題を残す。しかし、本研究で明らかにした手法は、安価かつ容易に森林計測を実施できる新たな手法であり、学術的な価値は大きいものと考えられる。さらに、今後本研究の成果を利用した新たな測定機器を開発することも可能であり、その基盤的な成果として本研究の社会的価値は大きいものと考えられる。
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