研究課題/領域番号 |
15K07503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
芦谷 竜矢 山形大学, 農学部, 教授 (20423486)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | テルペノイド / 自働酸化 / ヤマトシロアリ / 木材腐朽菌 / 生理活性物質 / 樹木未利用成分 / セスキテルペン / ジテルペン / 自動酸化 / 抗蟻活性 / 抗菌活性 / ツヨプセン / ロンギホレン / 抗議活性 |
研究成果の概要 |
未利用樹木成分のテルぺン類の自動酸化反応を試み,生成物の生物活性について検討した。ロンギホレン,ツヨプセン等について加熱反応を試み,これまで得ていた反応生成物以外の生成物を確認し,反応機構を推定した。その他のテルペン類にも特徴的な自動酸化反応や異性化反応が見られたが,特に ロンギホレンの反応機構についてエポキシドを中間体とする新たな知見が得られた。反応生成物の生物活性について,抗蟻,抗菌,抗藻類活性,植物生長抑制活性について新規なデータが得られた。各成分で加熱反応の方が室温での自働酸化よりも生理活性物質を効率よく与えることが示されたが,重合反応の抑制が今後の課題となることも示された。
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