研究課題/領域番号 |
15K07666
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
黒木 信一郎 神戸大学, 農学研究科, 助教 (00420505)
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研究分担者 |
伊藤 博通 神戸大学, 農学研究科, 教授 (00258063)
中野 浩平 岐阜大学, 大学院連合農学研究科, 教授 (20303513)
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研究協力者 |
小泉 高陽
田中 麻衣
吉海江 卓
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 水伝導係数 / アクアポリン / 脂質過酸化 / 平均破壊浸透圧 / プロトプラスト / 萎れ / 鮮度 / ホウレンソウ / 細胞膜水伝導係数 / 水分保持能 / 膜健全性 / ボイル-ファントホッフプロット / 浸透圧非応答体積 / プロトプラスト単離 / 脂質過酸化物 / 膜の流動性 / PIPファミリー / 二層流法 |
研究成果の概要 |
収穫後のホウレンソウ葉を対象として、特に外観的症状等が生じる以前の潜在的な青果物の鮮度低下過程における細胞膜の透過性、アクアポリン発現量、および膜脂質過酸化物の変化について定量的な検討を行った。細胞膜水伝導係数の高精度算出法を新規に提案して、その有効性を実験的に証明すると共に、収穫後における流出入方向の水透過性に差が生じること、およびアクアポリン経由、およびリン脂質二重層経由の水移動の変化を明らかにした。これにより、収穫後のホウレンソウ葉における水分保持機構の解明や鮮度保持・評価技術の発展にも寄与する成果を得た。
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