研究課題/領域番号 |
15K07733
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
岡田 由美子 国立医薬品食品衛生研究所, 食品衛生管理部, 室長 (50232137)
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研究分担者 |
荻原 博和 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (70139054)
鈴木 穂高 茨城大学, 農学部, 准教授 (70342904)
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研究協力者 |
寺村 哉
福田 典子
吉田 麻利江
百瀬 愛佳
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | クロノバクター属菌 / 病原性 / 新分類 / 乳幼児調製粉乳 / Cronobacter属菌 / Cronobacter / マウス |
研究成果の概要 |
2008年に新分類となったクロノバクター属菌について、5菌種3亜種の病原性を比較検討した。スナネズミによる5菌種3亜種の検討では、44℃での増殖性が低い1亜種を含めいずれも体内移行性を示した。抗生剤の前投与により腸内細菌叢を除去したマウスによる検討では、用いた4菌種はいずれも腸管定着性及び体内移行性を示した。体内侵入性が標準菌株より有意に高い体内侵入性を示した食品由来株のMLST解析結果を国際データベースに登録した。本研究から、今回検討した5菌種3亜種については全て経口感染後の腸管内定着、腸管バリアの突破及び腸間膜リンパ節への移行が可能であり、ヒトへの感染リスクを排除すべきではないと思われた。
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