研究課題/領域番号 |
15K07822
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
揚妻 直樹 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (60285690)
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連携研究者 |
持田 浩治 慶応義塾大学, 経済学部, 助教 (60583474)
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研究協力者 |
揚妻 芳美 (柳原 芳美) Waku Dokiサイエンス工房, 代表
西川 真理 京都大学, 霊長類研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 野生動物 / 農業 / 被害管理 / 生息地管理 / 農地周辺環境管理 / 空間スケール / 対策の効果 / 土地利用 / 農業被害 / 生息密度 / 農業経営 / 社会的要因 / 野生鳥獣 / 生息分布 / 被害対策 / 被害強度 / ハザードマップ / 生息地 / 被害防除 / 環境管理 / 電気柵 |
研究成果の概要 |
屋久島の二つ地区において、野生動物による農業被害の強さに影響する要因と空間範囲を分析した。シカによる被害強度は当該農地の面積が広いほど、またその農地から半径800m以内の広葉樹林面積が広いほど強くなり、半径800m以内に設置してある防獣柵の距離が長いほど弱くなっていた。サル被害強度は半径200m以内の総農地面積が広いほど低下していた。ヒヨドリ被害強度は半径200m以内の防獣柵距離が長いほど強くなる傾向にあった。一方、どの動物種についても、生息密度が被害強度に強い影響を及ぼしてはいなかった。本研究により、動物種ごとに被害を効率的に軽減するために管理が必要となる環境要因とその空間範囲が示唆された。
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