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構造化学的アプローチによる抗多剤耐性HIV薬の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K07898
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理系薬学
研究機関いわき明星大学

研究代表者

角田 大  いわき明星大学, 薬学部, 准教授 (10347974)

研究分担者 鈴木 薫  いわき明星大学, 薬学部, 客員研究員 (90382788)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード抗HIV薬 / タンパク質 / レクチン / アクチノヒビン / X線結晶構造解析 / HIV感染予防 / X線結晶構造解析 / HIV感染予防
研究成果の概要

より有効な新規HIV感染防止薬として、HIVがヒトの細胞に感染するのを防ぎ、薬剤耐性を発現しない作用機序を持つ、新しいレクチン(アクチノヒビン)を改良するための構造基盤を確立することを目的として、X線結晶構造解析を用いて、HIV外套タンパク質の複合体の結晶解析に取り組んだ。
アクチノヒビンの立体構造は3つのセグメントが対称的に配置した環状の構造を形成しており、それぞれには、糖鎖に結合するポケットがあることが明らかとなった。各ポケットには1個の高マンノース型糖鎖が結合するので、3個の糖鎖が同時に結合することになり、アクチノヒビンのHIV外套タンパク質への結合はかなり特異的で強いと考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

HIVがヒト細胞へ感染することを阻止し、さらに薬剤耐性を発症しない作用機構を持った、新しいレクチン(アクチノヒビンと命名)をより効果的な新しいHIV感染予防薬として改良するための構造基板を確立することを目的に、X線結晶構造解析を進め、アクチノヒビンとHIV外套糖タンパク質との複合体の結晶解析に取り組んだ。
その結果、HIV表面を覆う糖タンパク質から突き出た高マンノースの先端部位にある糖との複合体の構造解析から、AHと糖鎖との結合様式を確認することができた。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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