研究課題/領域番号 |
15K07907
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
濱 進 京都薬科大学, 薬学部, 講師 (60438041)
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連携研究者 |
小暮 健太朗 徳島大学, 薬学部, 教授 (70262540)
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研究協力者 |
ハサン マハディ
桐村 直子
鈴木 智子
西 貴之
松井 諒
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ドラッグデリバリーシステム / 腫瘍微小環境 / DDS / 腫瘍内透過 / 核酸 / ドラッグデリバリー / がん微小環境 |
研究成果の概要 |
腫瘍微小環境を利用して、肝転移がんに対する新規治療法を開発するために、腫瘍内透過性と微弱低pH応答性を有する新規ペプチドCTR-SAPSPをデザインした。CTR-SAPSPを搭載した核酸キャリアーは、従来型に比べて、高い腫瘍内透過性を有するだけでなく、微弱低pHに応答して細胞質まで送達可能であった。 さらに、siRNAをキャリアーに内封する際に、pH応答性ペプチドSAPSPをsiRNAとの凝縮に用いることで、細胞質におけるsiRNAの放出効率が改善され、高い遺伝子発現抑制効果が認められた。これらの腫瘍微小環境応答性ペプチドを搭載した核酸キャリアーは、肝転移がんの新規治療法と期待される。
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