研究課題/領域番号 |
15K08003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
小池 一男 東邦大学, 薬学部, 教授 (30130363)
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研究分担者 |
李 巍 東邦大学, 薬学部, 准教授 (90328633)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 医療用漢方製剤 / 糖代謝異常疾患 / 麻子仁丸 / 漢方薬 / 抗酸化作用 / 大柴胡湯 / 治打撲一方 / 通導散 / 糖尿病 / 抗酸化活性 / プロティンチロシンホスファターゼ1B / AGEs / aldose reductase |
研究成果の概要 |
本研究は糖代謝異常疾患の分子標的を用いて全ての経口用医療用漢方製剤に対して網羅的評価を行った。その結果、インスリン抵抗性糖尿病の分子標的であるプロティンチロシンホスファターゼ1B(PTP1B)に対して大黄甘草湯、麻子仁丸、桃核承気湯、桂麻各半湯および調胃承気湯に高い阻害活性を示した。糖尿病性合併症の分子標的advanced glycation end products (AGEs)およびaldose reductase(AR)に対して、辛夷清肺湯と治打撲一方にそれぞれ高い生成阻害活性を示した。更に、抗酸化試験においては、通導散、大柴胡湯および麻子仁丸には最も高い活性を示した。
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