研究課題/領域番号 |
15K08009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
二宮 清文 近畿大学, 薬学総合研究所, 准教授 (10434862)
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連携研究者 |
森川 敏生 近畿大学, 薬学総合研究所, 教授 (10340449)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 糖尿病 / インスリン / コウズク / phenylpropanoid / センキュウ / phthalide / Carapa guianensis / limonoid / 肥満 / 脂肪肝 / 高インスリン血症 / ローズヒップ / アンディローバ / 耐糖能 / 肥満症 / インスリン抵抗性 |
研究成果の概要 |
本課題は,肥満の形成過程などにおいて観察される高インスリン血症を改善することで過度の肥満,種々生活習慣病の発症を抑制する物質を探索することを目的とする. 本研究の成果は,生薬コウズクより得たフェニルプロパノイド成分,生薬センキュウより得たフタリド成分,およびブラジル生薬である Carapa guianensis より得たリモノイド成分の一部が肝細胞中の中性脂肪含量を有意に低下させることを見いだした.さらにマウスを用いた in vivo での評価では,コウズクから得たフェニルプロパノイドの3日間の投与により,糖負荷時の耐糖能の改善,肝臓中中性脂肪含量の有意な低下が観察されることを明らかにした.
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