研究課題/領域番号 |
15K08029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 昭和大学 (2018-2019) 東北医科薬科大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
太田 公規 昭和大学, 薬学部, 准教授 (90347906)
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研究分担者 |
皆瀬 麻子 東北医科薬科大学, 薬学部, 助教 (30710397)
遠藤 泰之 東北医科薬科大学, 薬学部, 教授 (80126002)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ホウ素化合物 / 化合物ライブラリー / ランダムスクリーニング / カルボラン / 抗腫瘍作用 / ラジカル捕捉作用 / ホウ素クラスター / ラジカル捕捉 / スクリーニング / 創薬化学 / ホウ素化学 / 抗腫瘍活性 / ラジカル補足作用 |
研究成果の概要 |
ホウ素化合物ライブラリーの構築とそのスクリーニングから、創薬へ繋がるシードの発見とホウ素化合物の新たな性質の探索を進めた。創薬シードの探索では、癌細胞の増殖抑制作用を示すホウ素化合物を見出すに至った。また、ホウ素化合物の新たな性質としてラジカル捕捉作用を見出した。ラジカル捕捉作用はホウ素化合物1分子で10以上のラジカル分子を捕捉できることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ホウ素は人体に無害であるにもかかわらず、現在までにホウ素を含む医薬品はわずかしかない。ホウ素の特徴を考慮すると、ホウ素化合物を用いてこれまでにない革新的医薬品を創製することが可能である。ホウ素化合物ライブラリーのスクリーニングから抗腫瘍活性を見出したことは、ホウ素化合物を利用した創薬研究を大きく飛躍させることに繋がる。また、ホウ素クラスターのラジカル捕捉作用はこれまでに報告が無く、創薬のみならずホウ素化合物の基礎化学の点からも注目に値する。
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