研究課題/領域番号 |
15K08060
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
|
研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
宮口 一 科学警察研究所, 法科学第三部, 室長 (10370884)
|
研究分担者 |
太田 彦人 科学警察研究所, 法科学第三部, 室長 (40392261)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 生物種判別 / 高分解能質量分析 / モノアイソトピック質量 / フグ / ドクゼリ / モノリスカラム / DNA / 液体クロマトグラフィー/高分解能質量分析 / セリ / 質量分析 / 種判別 |
研究成果の概要 |
有毒生物が関係する事件や事故が発生した場合の鑑定や検査に応用するため、一般に低分子分析に用いられる市販の液体クロマトグラフ-高分解能質量分析装置を用いて 100 base 程度までの長さの DNA アンプリコンを分離・検出し、そのモノアイソトピック質量を高精度に測定する方法を開発し、代表的な有毒生物であるフグおよびドクゼリの種判別に応用した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有毒生物が関係する事件や事故が発生した場合の鑑定や検査においては、自然毒そのものやその代謝物をターゲットとした化学分析が主として行われる一方、原因生物の種判別についてはあまり行われてこなかった。本法によって、形態学の専門知識やDNAシーケンサーなどの装置がなくても迅速かつ正確な種判別が可能となり、より証拠価値の高い鑑定・検査の実施が可能となった。
|